KinKi Kids 愛のかたまりが支持され続ける理由とは
こんばんは。
相変わらずKinKi Kidsのファンクラブ会員証が届きません ちくわです。
同じ日に入金をしたNEWSの会員証は
もう届いているのに
KinKiの会員証は届く気配がありません(うそやーん)
そんな不安な気持ちを忘れるべく
今日は私が大好きなKinKi Kidsの名曲
「愛のかたまり」
の歌詞の魅力についてつらつらと書き連ねていきます。
さっそくですが
魅力その1
・あえて女性らしい言葉遣いがなされている
この曲の中で使われている言葉は
かなり女性らしいものです。
例えば
「あなたと同じ香水を
街の中で感じるとね
一瞬で体温蘇るから
ついて行きたくなっちゃうの」
「〜なっちゃうの」
などという言葉遣いは
かなり女性らしいものであるため
女性の歌手が歌ってしまうと
少し相手に甘え過ぎているような印象を
聞き手は受けてしまうかもしれません。
しかしこの曲は男性であるKinKi Kidsが歌う曲であるため
そのような印象を受けるとこは少なく
むしろ男性歌手が女性らしい言葉遣いをすることによって
非常にバランスが取ることが出来ていると考えられます。
魅力その2
・共感できる部分が多い
「教えたいもの見せたいもの
たくさんありすぎるのよ」
という部分は
相手がそばにいなくても相手のことを考えてしまう
という女性のことを表しています。
何か出来事があったり 新しいものに出会った時に
相手のことを思い出してそれを伝えたくなることや
そばにいなくてもその人のことを考えて過ごしてしまうということは
多くの恋をしている女性の共感を得られるのではないでしょうか。
「あまりに愛が大きすぎると
失うことを思ってしまうの
自分がもどかしい 今だけを見て
生きていけばいいのにね
ねえ雪が落ちてきたよ」
2番のサビの部分です。
ここでは4行目の「生きていけばいいのにね」の部分までは自分の不安な心の内を吐露しています。
この部分に共感する女性はかなり多いでしょう。
しかしここにはさらなる仕掛けがしてあるのです。
それは最後の「ねえ雪が落ちてきたよ」の部分です。
この部分は相手に向かって話しかけている
セリフと考えられます。
つまりこの歌詞の中の女性は
相手と一緒にいるにもかかわらず
前半部分のような不安な気持ちを持ち、1人で悩んでいるのです。
「ねえ雪が落ちてきたよ」とは
日常生活の中で発せられる何気ない言葉であり
この場面の中で2人は特に喧嘩をしているというわけでもなく
ごく普通の日常を過ごしているのでしょう。
普通の日常を相手と一緒に過ごしているのに不安になってしまう
そんな自分がもどかしい
という女性の気持ちを巧みに表現し、
共感を得ているのです。
さらに
雪に気づき、それを真っ先に相手に伝えるという行為は
「教えたいもの見せたいものたくさんありすぎるのよ」という歌詞に説得力をもたせているのです。
魅力その3
・理想的な恋人像が描かれているため
どんなに今現在相手のことが好きでも
その気持ちが永遠に続くとは限りません。
長く一緒にいればいるほど
お互いの粗が見えてきてしまい、嫌になってしまう
ということはよくあることです。
しかしこの曲の中では
「変わっていくあなたの姿
どんな形よりも愛しい」
と歌っています。
付き合ってからの相手の変化を
ネガティブなものではなくポジティブなものとして捉えているのです。
相手のどんな変化も受け止め
常に「今」の相手が一番好きと言える
ということは誰もが憧れ、
そうでありたいと思うのではないでしょうか。
そのような誰しもが
「こうでありたい」という理想像を描き出しているのです。
その他にも
「あなたと同じ香水を
街の中で感じるとね
一瞬で体温蘇るから
ついて行きたくなっちゃうの」
という部分は
相手と一緒にはいない時に
相手のことを感じることができる要素と偶然出会ったときのうれしさ
という多くの人が経験したことのある気持ちを表現しています。
そして
「一瞬で体温蘇るから」という部分では
香水の匂いで ただ相手のことを思い出すのではなく
相手に抱き寄せられた時のことを思い出す女性を描き出しており、
この曲をよりドラマチックなものにしています。
このように
KinKi Kidsの名曲「愛のかたまり」は
掘り下げていけばいくほど 魅力的な曲であり
これほどまでに人気があるのにも納得がいきます。
これからもKinKi Kidsには歌い続けていってほしいと思います。
